S6シングル ディンルーウルガ軸 最終128位 レート2042

はじめまして ふぃーゆと申します。
5世代を最後にポケモンから離れて、SVから復帰しました。
レート2000超えを達成できたので、記念に構築記事を書きます。
※いくつかS5上位から調整をお借りしてるので、気になった方はそちらもご覧ください。

 



【構築経緯】

初手のあらゆるパオジアンに強い鋼テラスディンルーから組み始め、ディンルーウルガモスの並びが強いと感じ軸とした。
残りの4体は構築の保管をしつつ、非テラスでも強いポケモンを組み込んだ。


【個体紹介】
ディンルー

ディンルー

261(244)-145(116)-170(76+)-×-109(68)-66(4)@オボンの実
テラスタイプ:鋼
地震 ヘビーボンバー カタストロフィ ステルスロック
ハバタクカミ、パオジアン意識でA振り
※S5 最終11位/36位(タクトさん)の調整を使用

軸その1
水・毒・フェアリーテラスはパオジアン、ハバタクカミの攻撃をいなすことは出来るが倒すことは出来ない為、役割対象を一撃で葬れる鋼テラスを採用。
また、パオジアン@1で負荷をかけ、ミミッキュでスイープしてくる相手にも有利を取ることができ、環境にあっていたように思う。
簡単に鋼テラスを切ると炎技が一貫してしまう為、テラスを切らず裏のウルガモスで起点にする、テラスを切って裏のパオジアンで縛る等プランをしっかり立てることが重要。

技はステルスロック以外外せる技がない。
本構築は削り意識のステルスロックを採用したが、起点回避の挑発も一考。


ウルガモス

ウルガモス

191(244)-×-127(244+)-155-125-123(20)@隠密マント
テラスタイプ:水
炎の舞 鬼火 蝶の舞 朝の陽ざし
※雷撃ベスト4(うわっきーさん)の調整を使用

軸その2
受け積み両方をこなす。
ディンルー(パオジアン)が苦手なテツノカイナ、ハッサムなどに強い。
性格に補正をかけて、ほぼHBに振り切ることでパオジアンへの駒としても運用できる

テラスタイプは水を選択。
汎用耐久テラスでありつつ、テツノドクガやイーユイとの打ち合いに強いのが良い。

アイテムはキョジオーン入りへの回答として、隠密マントを採用。
構築内にサーフゴーがいることもあり、キョジオーン+イーユイorテツノドクガ@1だった為、ウルガモスでイージー取れたことも多かった。
また、アシッドボムやマジカルフレイム、岩石封じを打たれた際のアドバンテージがあまりにも大きい。


パオジアン

パオジアン
155-189(252+)-108(68)-×-85-180(196)@黒い眼鏡
テラスタイプ:悪
つらら落とし 嚙み砕く 不意打ち 剣の舞
※S5 最終31位(小岩井はわわさん)の調整を使用

スイーパーとして採用
アイテムは不意打ちのリーチを伸ばせる黒い眼鏡。
黒い眼鏡の一番の強みは鉢巻に擬態出来る所。

ディンルーの地震を高乱数2耐えする為にBに振ったが、他にも生きた場面が多かった。
Sを落としてもう少し耐久に寄せても強いと思う。

 

 

ハバタクカミ

ハバタクカミ

131(4)-×-93(140)-169(108)-156(4)-205(252+)@ブーストエナジー
テラスタイプ:ノーマル
ムーンフォース シャドーボール 甘える 痛み分け
※S5 最終11/36位(タクトさん)の調整を使用

スイーパー、初手要因、起点作成、起点回避等なんでもござれ枠。
爆増していた水ロトム、イーユイに強いチョッキや受けに強い瞑想型を試したが、手広く対応してもらう駒として、甘える型に落ち着いた。

調整はミラーに強く、ブエナ消費後にも上から動ける様にSを振り切り、これまたミラー、コノヨザルに強くなれるようノーマルテラスとした。


テツノツツミ

テツノツツミ

131-×-135(4)-176(252)-80-206(252+)@気合いの襷
テラスタイプ:ゴースト
ハイドロポンプ フリーズドライ クイックターン アンコール

ヘイラッシャ、(裏のサーフゴーと合わせて)イダイナキバへの回答として採用。
見えないアイテムを持つことで眼鏡ケアを押し付けることが出来る。
終盤は非拘り読みをされることも多かったため、容易にアンコールを選択せず、裏に通る技を押すように心がけた。

テラスはカイリュー意識でゴースト。


サーフゴー

サーフゴー

 

193(244)-×-118(20)-169(4)-123(92)-123(148)@ふうせん
テラスタイプ:水
ゴールドラッシュ サイコショック テラバースト 悪巧み
※S5 14位(ざびさん)の調整を使用。

カバルドンカイリュー、イダイナキバ、チオンジェン、催眠諸々への回答として採用。
風船を持たせることで、構築の見た目上一貫している地面の一貫を消すことが出来る。
地震神速カイリューカバルドンは完封。襷イダイナキバはクイックターン→サーフゴー出しで襷を温存&潰しながら有利を取れること所も良い。

技選択及び調整はカバルドン、チオンジェンの裏から出てくるイーユイ/テツノドクガを貫けるようにD振り+悪巧み水テラバを確定とし、最大火力のゴールドラッシュ、受けを破壊できる(可能性が数%ある)サイコショックを採用した。が正直サイコショックはシャドボor再生で良い。
水テラバはイーユイ/テツノドクガに打つつもりで採用したが、後出しディンルーを狩れる技としても重宝した。


【構築及び立ち回りで意識したこと】

・構築
パオジアン、イーユイ、ハバタクカミ等の高火力ポケモンに出し負けをした際、展開上捲ることが難しいと感じたため、とにかく初手の圧倒的な出し負けをしないように構築を組んだ。

・立ち回り
ラスタル→「切らされた」ないしは「いなす」テラスではなく、こちらにとって強いテラスの切り方が出来る様心がけた。
技選択及び押し引き→アイテム、技選択だけでなくテラスタルも絡む本作では、どれだけ相手視点に立てるかが重要だと考えている。
ある程度相手を信じて行動することになるが、不利状況、拮抗している状況をひっくり返す一手、アドバンテージを取れる一手は相手視点に立つことで見えることが多いため、改めて意識すべきだと感じたし、実践してそれなりに勝てたので間違いではなかったと思っている。
サイクル
・テラス考慮で有利不利を無視した技選択。
・考慮外のテラスタル
・拘り,災い,一致テラス等の高火力技での崩し。
上記を考えると現環境で幾度もサイクルを回すことはデメリットが多く感じる。
いかに少ないサイクルで相手を詰ませるか、詰めるかを考えながら立ち回った。
(鋼ディンルー、巧みテラバサーフゴーの採用理由でもある。)


【選出】
ディンルーウルガモス@1
ディンルー@2
ウルガモス@2
ある程度柔軟に選出。
ウルガモスはかなり信用していたし、強かった。
特定のポケモン(カバルドン等)に対しては、メタのポケモン@2で選出を考えていた。


【改善案】
構築→ディンルーウルガモスハバタクカミパオジアンは並び・単体どちらも強かったが、残りの2体は変更の余地あり。
特に炎耐性。ディンルーのテラス後はプランを決めると書いたが、普通にしんどすぎる為、カイリューを入れるべきだと思う。(シーズン通して最強のカイリュー思い浮かばなかった。。。)

立ち回り→つらつらと偉そうに書いたがまだまだ実践できていない部分も多い為、自分の為にも書いた許してほしい。




【最後に】
最終試合、ありえない押しミスをしてしまい、そのまま捲れず負け。
次の日早朝から仕事だった為、そこでやめてしまったが、
直近17-3で明らかに練度が上がっていたし、もう少し時間とメンタルがあればと悔しい思いをした。
S7は月末まるっと1週間もぐれない為、S8にもう一度構築記事が書けるくらいの順位にいきたい。

 

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